100ドルチェック再び- Google AdSense
August 11, 2011
今年1月以来です。先月7月に再びGoogle社から100ドルチェックが郵送されてきました。とてもありがたいことです。でも、どんな広告の内容がクリックされたのかが、こちらではわからないのですよね。お役に立てていれば嬉しいですが。
こちらのチェックですが、まだ換金していません。先月はまだCADがかなりUSDよりも高かったので、当分様子を見ようと思っていました。今はS&Pによる米国債格下げの影響とやらで為替や株価が動いていて、原油価格がどど~っと下がったので、今はドルと近似値になってきました(カナダドルは資源通貨の1つなので、オイルの価格や隣国米国の影響をよく受けます・・。)それにしても金の価格がすごいことになっています。うなぎのぼりとはこのことでしょうか?もうすぐ1800ドル/ounce に届きそうです。たった3年前は800ドルとかだったので、2倍以上の価格になっています。どうなりますことやら?
2倍といえば、バンクーバーの不動産もそうです。時期にもよりますが、20年、30年前の購入価格からすると、今や、場所によりけりですが、2倍、3倍の価格です。バンクーバー市自体の一軒家の平均の家の価格が今となっては1ミリオンだそうです。信じられませんよね?たった10年前までは、ほんとに田舎というか暮らしやすいと言われていたバンクーバーだったのですが(と言っても、日本の地方都市から来た私にしてみれば、当時から物価は結構高いと思っていました)、この10年でダウンタウンはハイライズばかりになってしまい、背景の山々も手前のコンクリートの山々で互角という感じです。コールハーバーの辺りなどは、ヨットハーバーもあるのと、背景の山々が見渡せるので、高級コンドばかりが連なっています、が、高級コンド、のはずなのですが、なぜか、お金持ち中国人のおじちゃんやおばちゃん達はナイキTシャツとシューズで、空き瓶や空き缶拾いをして、それを換金しているそうで、高級コンドから見渡すストリートに、お金持ち中国人のおじさんやおばさんがゴミ箱を漁っている情景が見えてしまう不思議があるようです。
そんなバンクーバーですが、街を車で走ると大して変わっていない感じがするのですが、価格という数字だけは確実にこの10年で変わってしまったようです。主には中国マネーによる投資でここまで価格がつり上げられているようです。ここ数年は、住む目的ではなく、投資目的だけで物件を購入し、数ヶ月したらまた売りに出す、という売り買いが進んでいたり、昔ながらの家(昔の1つの家の土地がこちらはものすごく大きい)数件を隣近所同士で売り出し、それをディベロッパーがまとめて購入し、新しいタウンハウスなどを作って売り出す、ということなども起こっているようです。近所にも、ディベロッパーが昔の一軒家を潰して、(土地が広いので)そこに2つの家を建てています。
バンクーバーの土地が高くなったので、その分固定資産税も高くなったので、昔からバンクーバー市に住んでいた今となっては老齢の方々は、固定資産税が支払えなくなり、住み慣れた家と土地を売却し、郊外に移るおじいさんやおばあさん方が結構いるようです。とは言え、30年ほど昔に購入していたであろう家は、今では3倍ほどの価格になっているので、中国からの投資によって、無くされたものもあれば、得たものもあるということなのでしょうか?1 coin has 2 sides.ですから、個人の価値観により見方は当然変わってくるのでしょう。
これからの経済の流れによってバンクーバーの不動産市場も変化をしていくのでしょうが、どちらへ?というのが、誰もわからないところで、まだまだ上がるという人も居れば、上がれば下がるのが常で調整されるという人も居て、2分されているようです。夫がスイミングプールで顔なじみになったジムさんという方は、今がうなぎのぼりの頂点あたりで、これから下がるだろう、と判断を下し、家を売って郊外のアパートに移ったのでした。ということで、そこのスイミングもその日で最後のお別れだったそう。とは言え、別の人は3年くらい前に、ジムさんと同じ事を言っていて、売り出した後、再び不動産が上がり始めてしまい今に至る経緯があって。でも、このまま上がり続けるようにも思えないので、私もジムさん派かな~?という感じですが、さて、ゴールドに加え、こちらもどうなることやら?
と、蚊帳の外の人間(私)は、自分の心配をした方が良いようです。