HTML5でのIE6表示とXHTMLでのIE6表示とでは、同じIE6でもブラウザ解釈のされ方が違うようだ。
May 17, 2013
今、XHTMLで作成したテーマをHTML5に組み替え中です。そこで気が付いたのですが、HTML5で組まれたページのIE6表示とXHTMLで組まれたページのIE6表示とでは、同じIE6でもブラウザ解釈のされ方が違うようです。XHTMLとHTML5とでは、構文が違うので当然と言えば当然なのかもしれませんが。。
XHTML時におけるIE6においては、widthとpaddingがあると、paddingを含めた数値がwidthになっていたために、これが他のモダンブラウザの解釈と大きく異なる部分(バグ)で、CSSハックなどを用いて対応していたわけですが、HTML5でだと、IE6でもどうやらモダンブラウザと同じような解釈をするようで、CSSハックを施していた箇所で、逆にレイアウトが崩れるという状況になっていました。なので、IE6用に施していたCSSを削除し、モダンブラウザと同じCSSにしたところ、表示が良くなりました。
と言いますか、いつまでIE6に対応するのかという部分なのですが。最近のHTML5サイトなどは、殆ど皆、IE6には対応していないようです。マイクロソフトもWindowsXPやIE6のサポートを「来年、2014 年 4 月 9 日 (日本時間) をもちまして、Windows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6 のサポートが終了いたします。 by Windows」としているので、もう対応はしなくても良いのではないかという感じではありますが。今開発中のテーマの分からは考えるかもしれません。しかし、このIE6の為に、世の中のどれだけのウェブ関係者が時間を割かれ、無益な労力を払わされたことかと思うと、やっとこの時が来たのか~としみじみです。IE6が公開されたのが、「Microsoft Internet Explorer 6(マイクロソフト インターネット エクスプローラ 6)、(略称:Internet Explorer 6、IE6、MSIE6)は、マイクロソフトが2001年8月27日(日本語版は同年9月19日)に公開した、Internet Explorerファミリーのウェブブラウザである。 by Wiki」だそうなので、およそ12年。これだけバグがありながら、また、皆からやんや言われながらも、結構長生きなブラウザ様でございました。
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