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どうやら乳糖不耐症のようでした

February 14, 2013

昔から牛乳は大して好んで飲む体質ではなく、生クリームがたっぷり乗った苺のショートケーキよりも魚の骨をフライにしたものを酢醤油で食べる方が好きというような子供時代で、赤ちゃんだった頃も母乳はあまり飲まなかったそうなので、そういう体質が元からあったのかもしれませんが、最近改めて、この「乳糖不耐症」なる活字を知り、なんだろう?と思い調べてみたところ私の症状にぴったりで、私は「乳糖不耐症(Lactose Intolerance)」だったようです。

症状としては、牛乳を1杯飲むと異常におならが出る、2杯飲むとお腹が急にゴロゴロして下痢をする、という具合です。牛乳以外でも、バターミルクを1杯以上飲むと確実に下痢になります。

昨年の胃痛以来、毎朝、カシャマンナ・オートミール・ブランの牛乳粥を食していましたので、胃痛は良くなったのですが、毎日朝から晩まで下腹部にガスが溜まり不快な感じを覚えており、また、2杯目を飲むと急に下痢になったりで、牛乳は私の体質には合わないものだとはわかってはいましたが、牛乳は胃の粘膜に膜を張ってくれるので、体質には合わないけれども胃痛には必要と思い牛乳粥として食していました。

ですが、この「乳糖不耐症」というのを読んで、牛乳自体が体質に合わないのではなくて、牛乳の中に含まれる乳糖をうまく消化する「ラクターゼ」という消化酵素が欠乏している為に、腸の中でうまく乳糖が消化されず、それが腸内で発酵し、ガスを大量生産し、挙句の果てには下痢として症状が出てくる事がわかりました。

よって、こちらのスーパーでよく目にしていた「Lactose Free」(ラクトースを分解する酵素ラクターゼ入り)のミルクと、Soyミルク(豆乳)を買ってきて、いつもの牛乳粥を作ってみたところ、即行効いた(?!)ようで、ガスによる下腹部膨張感は無くなり、また、下痢の症状も全くなくなりました!

いつもお腹が不快な状態になるので、外出するのがいつも心配(特に車に乗っている時など)でしたが、普通の牛乳をLactose FreeのミルクとSoyミルクに変更しただけで、不快な症状は即行無くなり、しかも、ガスによる膨張がないのでお腹周りがすっきりペッタンコになり、豆乳によるカロリー控えめも良いのか少し下半身が痩せてきました。

乳糖を避けるだけで、こんなにも良いこと尽くめなのですが、Lactose Freeのミルクは普通のミルクに比べるとおよそ倍の値段がします・・。豆乳は普通のミルクと同じくらいの値段なのですが、豆乳だけでオートミール粥を作ると、牛乳に含まれているカゼイン(カゼインは胃の粘膜に膜を張ってくれます)が無い為、アレルギー体質がある私には、オートミールが攻撃性を増すような感じがして、豆乳だけだとあまり宜しく無い感じがするので、カゼインの含まれているミルクはどうしても取り入れたく、また、豆乳はクオリティーの良いプロテインが消化の良い状態で取れるのでとても身体に良いのですが、豆腐はカルシウムなどのミネラル成分を体外に排出する働きがある為、カルシウムと一緒に食するのが良いので、豆乳とミルクはカルシウムという観点から一緒に摂取したいという思いがありました。なので、価格の面からも、その成分の面からも、Lactose Freeのミルクと豆乳のセットが絶妙なバランスを醸し出してくれる存在になってくれて良かったです。でも、Lactose Freeのミルクが、どこかでもっと安く手に入らないか、Lactose Freeミルクの旅に出るかもしれません。。

ちなみに、カルシウムといえば、昨年末に、骨粗鬆症予防には温州みかんが良いということが、日本の研究機関で発見されていました。なんでも、温州みかんの色素が骨粗鬆症予防に効くのだそうです。毎日のカシャマンナ・オートミール・ブランの牛乳&豆乳粥と一緒に食べているフルーツ類に、温州みかんも時々取り入れるようになりました。温州みかんは甘くて美味しい、湾を眺める祖父母のみかん畑が脳裏に浮かびます。

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