アラビアジャスミン(マツリカ)の挿し木に成功したもよう
September 5, 2011
うちには2002年度くらいに購入したアラビアジャスミン(マツリカ)(花の香りは、甘い柑橘性の香りで、とても良い香りです)があり、その頃、ジャスミンは蔦性の植物であることを知らず、ぐんぐん大きくなるに任せて、鉢を大きくし、支えの棒も作ったのが幸いして(?)、今では私の背丈ほどにもなり、時々ヘアーカットなどと称して盆栽のように枝を剪定していたのですが、今年、その切った枝が勿体無いな~と思い、挿し木にして増やす事を思いつきました。
それで、ネット上でアラビアジャスミン(和名:茉莉花)の挿し木で、ジャスミンを増やす方法を調べたところ、ただ、そのままカットした枝を土が入った鉢に挿し木にしていれば良いってものではないのですね。。切った枝は、始め水に浸しておいて、半日ほど水を吸収させ、取り出したら、切り口にルートン(発根促進剤)?なるものを付けて、バーミキュライトや赤玉土を入れた鉢に挿すのだそうです。
ここで私は、ルートンやらバーミキュライトなどの単語を初めて知りました。うむ~~。そこまで準備したくはないし、、まぁ、ダメもとで、今ある小さい鉢と土を使って、そのまま土に挿してしまいましょうということになりました。この時夫は、そんな方法では絶対挿し木は無理だと言っていました。むむむー。
挿し木中のジャスミン。挿し木を開始したのは、6月の末頃。
うちは北向きの山景色なので、夏は午前と午後に日が入り、なので、滅多にあたることができない太陽の日差しにいつもあたれるように、陽が差し込む角度に従って、いつもジャスミンを移動させていました。
始めは、でも、ちょっと、このままではやはり、あまりにジャスミンに負担が大きいかもしれない、と、思い、ジャスミンにビニール袋をかぶせて、温かくしてあげていましたが、これでは栄養分となる光のあたり具合が少ないかもしれない?と思い、ビニール袋を取って、光がもっと葉っぱにあたるようにしました。まぁ、ダメもとでの挿し木なので、今回は試し挿し木というくらいの心構えでした。
ところが、1ヶ月ほどした後、枝が少しずつ、にょきにょきーと出てきました。おや?これはもしかすると、新しい枝?ひょっとして挿し木に成功?でも、まだ他の鉢のジャスミンはそのままだし、ということで、もう少し様子を見てみることにしました。この時、あげるお水には栄養分を少しだけ入れてあげていました。水遣りは、土の状態がいつも適度に湿った感じになるようにしていました。すると、8月には、他のジャスミンの鉢からも、にょきにょきーと新しい枝が伸びてきました。
花をつけたアラビアンジャスミン(マツリカ)。
挿し木に成功?
ということで、私のように、非常に単純かつ簡単な方法でも、アラビアンジャスミン(マツリカ)の挿し木は成功することがわかりました。いくつかのアラビアンジャスミンの鉢の底からは、根っこがいくつかボーボー出てきています。
こういうのは、ちょっとした機会に、人にプレゼントとして渡すのにも良いですね。あと、付いた花は、それをそのまま白湯に浮かせてジャスミンティーにしても飲めます。1つ入れるだけで、とても良い香りのジャスミンティーになります。2カップ目、3カップ目の白湯に入れても、その香りは持続するので、1日中フレッシュなジャスミンティーを楽しむことができます。おすすめです!
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