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決断を出すには~感じるままに

August 31, 2009

人生は決断の連続です。決断を出すまでは、頭の中で何度も何度もぐるぐる考えます。でも、考えても考えても、答えはなかなか出ないものです。心の声を聞く。自分に尋ねる。そうして返ってくる言葉も、これは自分の思考から生まれた言葉なのではないか?自分自身が返答しているだけなのでは?これは心の声なのだろうか?と思ったり。そうすると、一体全体どこの声に耳を傾ければ良いのかわからなくなります。

気が病んでいる時は、体調にもそれが現れます。病んでいる時は、身も心も重たいです。特に気持ちは底に沈む錘のようにズ~ン。そういうのが続いていると、身体にも色々な不調が出てきます。

反対に、気が晴れやかであると、心も体も軽やかです。心はいつも軽く、体もまるで宙を歩いているかのように軽やかになり、色々なこと、もの、が楽しく感じられるようになり、そうすると、ここに存在していることが有意義に感じられてきて、知らぬ間にポジティブの方向に向かっています。

考えても分からないときは、色々な諸所の条件や状況を取り除いたところで、自分が真に感じるところのものを行動に移していくと、やがて身体に十分なエネルギーが巡るようになり、体の問題も、気の重さも軽くなっていくのが分かります。

自分の感じることを自分に素直に従うことで、周りに見えるものは同じであるのに、違って見えるようになる、新しい世界に来たように感じる、感じ方が違うようになる、のは、なんてシンプルで効果的なんだろうと思います。そして、それが、本来の道、正道を行くことになるのだと思います。

人間が作り出したシステムの中で、ああしたらこうなる、こうしたらああなると、複雑に考えすぎると結局は蜘蛛の巣にひっかかってしまうのですね。昨日の景色も同じ、今日の景色も同じ、だけど、違って見えるのは、やはり、自分の心が現実界を映し出すのだろうと思います。となると、地球は1つであっても、十人十色とあるように、十人なら十人色の現実があるということなのでしょうかね。

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