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温暖化と寒冷化と汚染とDirty Oil(Tar Sand)

February 20, 2009

今年に入ってからというもの、すっかり春の兆しが強まり、2月に入ってからは益々日照時間が増え、鳥達が合唱し、山鳥の綺麗な鳴き声を聞くことが出来るようになりました。バンクーバーは冬の間が雨季ですが、年間雨量を見てみたところ、2月は1月や3月と比べ、雨量が少ない季節ということがわかりました。でも、最近ほんとに晴れ続きで、それが逆に怖い気もするのですが、美しい冬景色と太陽からの光が最高で、久しぶりに日本の冬らしい感じを受けている今日この頃です。

そんな中、斜め上のテナントさんのバルコニーに何やら鳩が巣を作っているらしく、毎日鳩が一本一本枝を銜えて飛んで来ます。一本ずつ何度も何度もせっせと運んで頑張っている姿を見ると微笑ましいのですが、鳩は糞害があって健康に良くないらしいので念のためマネジャーさんに連絡しました。果たしてここのテナントさんは気付いていて放置しているのだろうか・・。確かに糞害や健康上の問題がなければ可愛いとは思うのですが。。雛が孵ったら、それこそ毎年来ることは間違いなしなので、出来れば出来るだけ早い段階で鳩さんに、「ここは巣を作る場所ではありませんよ~。」と伝えた方が良いと思うのですが・・。

つい先日オバマ大統領がカナダにやってきました。私はオバマさんにとりわけどうのこうのはないのですが、彼は就任前にDirty Oil(オイルサンド)に反対しているというのがあって、それを是非これからも続けて行って欲しいですが、オイルサンド(Dirty Oil)の開発をサポートしているハーパー首相との先日の話し合いでどこまで話ができたのか気になります。ハーパー首相はアルバータ出身なので、オイルサンドの会社一連からサポートを受けているのでしょうが、でも、だからこそ、アルバータ出身であるならば、地元の自然を壊さないで残す方に考えをまわして欲しいです。私はハーパー首相のこのオイルの件がなければ、彼はリーダー性があってとても良いプライム・ミニスターだと思うのですが、でも、もう地球はボロボロ・・。しかし、人間の力も及ばない最近の激しい気候変動で、地球は自力で浄化洗浄を頑張っているような気も・・。

CO2をキャプチャーとかして、クリーンエナジーをとかいう話ですが、それでもって、まさかオイルサンドの開発をするんじゃないかと心配です。オイルサンドの開発自体、例え、それをクリーンにやろうとも、CO2をキャプチャするだとしても、それ自体の開発が生態系のバランスを崩すわけなので、これ以上進めるべきではないと思います。

バランスが崩れると、今の世の中で見ているような気候変動が益々酷くなります。気候が酷くなると、温暖化と寒冷化の二極化が益々酷くなり、海流がなくなり、お寿司ももう食べられないかもしれない・・、動物だけでなく、人間も生きていくことが大変難しい世の中になります。自分達が行ったことが自分達に後々帰ってきます。そんな時、紙のお金はどれだけ私達を助けてくれるでしょうか・・。

Dirty Oil(オイルサンド)の開発が進みませんように。今起こっていることも全て自分達に帰ってきていることをもっと理解できたら、こんな開発はしないかと。。

そう言えば、1年くらい前にもアルバータ州は、BC州との境目に原発プラントを作ろうと話が進んでいました。BC州がそれを拒んだので、確か今は話は進んでいないと思うのですが、定かではありません。原発プラントの建設だけは絶対止めた方が良いと思います。お金では買えないものがたくさんあります。どこの国でも。

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