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今年は冷夏、地球環境を考える

July 29, 2008

もう7月も末なのに、バンクーバーは最近なぜかとても寒い?涼しいです。。(:∩;*)
気温は日中でも体感的には12度~18度など?今日はちなみに12度です。。夏なのに厚着しています・・。寒い~。太陽が出ている時は、日光の下に出ると温かい(暑くなく・・)ですが、日陰に入ると寒いです。まるで、もう、秋のような清清しい涼しさがここにはあります。夜中も寒いので布団をかぶって寝ています。。

夏に恒例の花火大会もここ幾日かに渡り行われているのですが、夜な夜な寒くブルブルと震える中、みんな花火を見ているようです。私はお家の中でぬくぬく。。

今年は昨年の冬からの長雨が結構長引いてしまって、5月あたりも結構雨がシトシト降っていました。そのお陰で、今年は花の種蒔きの時期を失ってしまい、6月になってから種を蒔いたのですが、たて続くリスの侵略に犯され・・、せっかく植えた種がなくなってしまいました。なので再度種蒔きを。。(リスも冷夏で食料が不足しているのかもしれません。)今度は芽が出るまで、ビニールの袋で夜中は土を覆いかぶせていました。そのお陰で最近になってようやく芽も伸びて育ってきましたが、この寒さ・・。スイートピーの種を沢山蒔きましたが、今年はどうでしょう。。あまり期待できないかもしれません。

この気候の変化ですが、地球の温度が上昇すると、北極海と南極にある氷床が溶けて海水中に淡水が注ぎ込み、そのため海流が弱まってしまって、これが気候に大きく影響してくるようです。詳しくは、暖かくなった赤道付近の海水は海流に乗り、地球の両極側に行き渡って冷やされ、重たくなった海水が下に入り込んで海水の流れを作っているらしいのですが、これが、北極や南極で淡水が入り込むことで、海水の塩の濃度が薄くなってしまい、冷やされても中々下に潜り込むことが出来なくなるようなのです。

また、北極や南極で氷床が溶けると、これまで白い氷で覆われていたために、太陽光が反射して両極の海水温度がひどく上昇することは無かったようですが、氷床が溶けて、海水面積が増えると、太陽光がより一層吸収されてしまって、両極の海水温度が高くなるのだそうです。ますます薄くなってきた北極海の海氷がJAXAの画像で見ることが出来ます。

これらが進むと、地球の温暖化の後に寒冷化が始まるとも、温暖化がますます酷くなるとも言われたりします。

この地球気温の上昇に大きく関与しているのには、学者さんの間では太陽の活動があると言われているようです。この場合は全く持って避けられないことで、この地球の何十億年という歴史の中で、今あるこの豊かな気候は本当に稀のようで、温暖化、寒冷化を何度も何度も繰り返していたようなのです。

国というボーダーが無い時代は、それこそ気候の変動と共に人間も移動すれば良かったですが、今は国があり、都市があり、色々なシステムがあり、ちょっとでも気候が変動してしまうと、その影響は多大です。

気温の上昇とは別のところで、今の時代は色々なモノに溢れ物質的には豊かになりましたが、その分ゴミも増え、これが地球環境に与える影響も大きいと思います。昔の日本、例えば江戸時代などは鎖国中、大変進んだリサイクル社会を送っていたようで、色々なものが形を変えて機能する最後の最後まで使われていたようです。

太陽の影響などもあるので、温暖化問題が人間が排出するCO2によるものだけとは思えませんが、資源のこともあり、やはり21世紀は低炭素化社会になっていかないといけないのではと思います。

で、私ができるところでだと、エコバッグは当然のこと、なるべくローカルの野菜でオーガニックの食品を選んだり、原材料の少ない石鹸やオーガニック製のシャンプー&リンスなど使う、あと、サランラップなどは使わず、ガラスの容器を使うようにしたり、アルミホイルは洗って何度も使ったり、リサイクル品は関連のところに持っていったり。部屋の中は湿気が少ないので、洗濯物も部屋の中で乾かしたりなど。簡単な洗濯物は手洗いします。私は車も持っておらず家から仕事なので、これも環境的にはプラスかな?

BC州では7月からClimate Action Planが実施されました。これにより、Carbon Taxが導入され、これはこれで素晴らしいアクション・チェンジなのですが、これはあくまでもBC州のみでの導入なので、カナダの他の州ではこういったアクションは実施されていません。なので、BC州からオンタリオ州までも行き来しているBC州のトラックドライバーさんは、請求書にこのCarbon Tax請求しなければならないのですが、BC州の取引先だとこのClimate Action Changeのことを理解してくれているので払いますが、他州の取引先は、このTaxは何だ?これはBC州のTaxであってうちには関係ない、ということになり、払ってくれないのだそうです。これが結構な負担となって、トラックドライバーさんたちに大きく圧し掛かっており、問題となっています。

また、6月末頃からは、Climate Action Dividendとして、100ドルチェック/personがBC Governmentから届きました。とりあえずは銀行に預金しましたが、最近電力を少なく消費するという蛍光灯のライトを購入しました。早速デスクランプの白熱電球から蛍光灯の電球に変えたのですが、蛍光灯の寒々とした色合いが、曇り空の多いバンクーバーでだと、尚更季節鬱になってしまいそうで、、とりあえず、デスクランプは白熱電球に戻し、蛍光電球はバスルームのライトとして使うようにしました。誰か温かい白熱灯の色スペクトラムを持った蛍光灯を作ってくれたら良いのに・・なぁ~、なんて思ったりしますが、技術的に無理なのでしょうかやはり・・。と思っていたら、実は色味は選べたようです。。CFLS (Compact Fluorescent Light Bulbs/蛍光灯)には、 Soft White, Cool White or Daylight、があるようです。どうやら私達はNatural Cool Whiteという色味を購入してしまったようでした。Orz。。次回はSoft Whiteを購入しようと思います。ちゃんと調べて買わないと、色んな色のライトで部屋の中の統一性がなくなってしまうので今回の失敗は良い教訓でした。。以前はデスクランプと一緒にハロゲン・ライトも使っていたのですが、ハロゲン・ライト自体は寿命がかなり長いのですが、あれも結構電力を消費するのですね。今は使っていません。電気代が少し少なくなったかも?

将来は野菜など自分で自作できるようにしたいです。が、バンクーバーは雨も多いし曇りがちなのでどうでしょう。。今年は夏もさっぱりな感じですし・・。地元の大分だったらお天気も良く、野菜作りなどに恵まれていそう。温泉も沢山あって老後は良さそう。。なんて最近は思ったりもします。近い将来は味噌作りや梅ぼし作りなどにも挑戦したいです。その前に抹茶小豆ロールを作って食べたいなり。

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